本屋さんにいくと必ず並んでいる自己啓発本。
読むことで能力の向上や成長につながります。
いろんなテーマがあり悩みを解決したいときや仕事でスキルアップしたいときなどに必要。
しかし自己啓発本は人によって好き嫌いが分かれるジャンル。
たくさん買って読む人もいれば、まったく読まない人もいます。
どちらが良い悪いということはありませんが
結論、自己啓発本は読まなくても大丈夫です。
この記事では自己啓発本を読まなくていい理由を解説していきます。
最後まで読めば、自己啓発本への誤った先入観がなくなるでしょう。
自己啓発本とは
自己啓発本とは能力向上や成功方法、精神の保ち方などが解説されたもので一人の人間としての「自己成長」を目的としています。
自己啓発本について以下で詳しく紹介しています。
自己啓発本を読む意味と5つのメリット・デメリット【完全解説】
自己啓発本を読まなくていい理由は?
ほとんどの本で同じことが書かれてあるから
著者の体験をベースに言い回しを変えてあるだけで結論はだいたいどれも同じ。
ざっくりいうと
「世間で常識とされていること」や「自分が相手にされたら嬉しいこと」などを行動に移しましょうということが書かれている。
例えば自己啓発本には以下のようなことが書かれていることが多いですが
全部できている人って意外と少ないかもしれません。
・約束を守る
・ありがとう、ごめんなさいを言う
・周囲の人に笑顔で接する
・目標に向かって努力する
・失敗しても諦めずに継続する
今まで他人から言われてきたことを改めて本で学ぶと新鮮に感じたりモチベーションが上がったりするでしょう。
自分の頭で考えなくなるから
本に書いてある通りにすればうまくいくと思い込みがち。
いろんな成功法があるため自分にできそうなことを取捨選択する必要がある。
読んだ瞬間モチベーションが上がるだけでスキル習得になるものが少ない
自己啓発本は麻薬中毒のようなものに近い。
最終的に読むことだけが目的になってしまう人も多い。
読んで学んだことを仕事や生活にすぐ活かせば本を有効的につかえている。
自己啓発本を読まなくていい人は?
自分の考えや生き方が決まっている
本で他人の考え方や生き方を学んでも押し付けになると考え人もいるため。
そもそも他人の人生に興味がない。
ニューヨーク大学の研究によると
「個人の財力によって安定が保証された人々は、他人を報酬や脅威と関連づけて捉えにくく、注意を払わなくなる」と指摘する。
成功体験を積み重ねている人
自己啓発本の内容は実体験で経験しているため学びにならず読む必要がないと考えるため。
本からの学びより行動して得た体験の方が大きい。
他のジャンルの本をたくさん読んでいる人
とくに小説なら想像力、論理的思考力、共感力などがつきメリットが多い。
最初から順番に整理して読まないとストーリー展開がわからず読め進められない。
全部読まなくてもいいようにあえて章ごとに作られている
自己啓発本が苦手な人
マンガ版の自己啓発書を読んで学ぶこともできる。
・マンガでわかる 7つの習慣
・マンガでわかる LIFE SHIFT
・マンガでわかる D.カーネギーの「人を動かす」
読む時間がない人
本要約サービスをつかう。
・flier(フライヤー) 有料
・Summary ONLINE(サマリーオンライン) 有料
・TOPPOINT(トップポイント) 有料
・bookvinegar(ブックビネガー)無料
・本要約チャンネル You tube 無料
・フェルミマンガ大学 You tube 無料
自己啓発本を読むべき人は?
自分に自信がなく何をすればいいかわからない人
自分の指針となるバイブル書を見つける。
今後やりたいこと、やるべきことを見つけるヒントにしたい。
今までに成功体験をしてこなかった人
本を読んで仮の成功体験をする。
成功するための方法を知ることで目標を立てたり行動するきっかけになる。
好きな著者がいる人
同じような内容の本なら本当に読む必要があるか考えてみる。
周りに相談できる人がいない人(恥ずかしい、相談できる人がいない)
すぐに読むべき(緊急性があるものはとくに)
打ち込めるものがなく無気力な人
読んでモチベーションを上げる。
自分には想像もしなかった世界があることを知って視野を広げる。
自己啓発本を読んでも変わらないのはなぜか?
読んだだけで行動していないから
学んだ内容でできることをノートに書き出す。
今日一つ行動にうつす。
行動したことを日記やノート、メモに記録しておく。
一回読んだだけのため内容を忘れている
人の記憶は1日後には74%忘れている。
心理学のエビングハウスの忘却曲線によると
・20分後には42%を忘れ、58%を覚えている。
・1時間後には56%を忘れ、44%を覚えている。
・1日後には74%を忘れ、26%を覚えている。
・1週間後には77%を忘れ、23%を覚えている。
・1ヶ月後には79%を忘れ、21%を覚えている。
本の内容を鵜呑みにして自分なりの解釈がなく思考停止している
成功者の考え方やマインドを取り入れながら自分なりのやり方で試行錯誤することが必要です。
同じ努力をしても著者と読者は違う人間のため同じ結果になるとは限らない。
読んで行動した気になる
自己啓発本は1人の人が地道な努力で試行錯誤した結果得られた成功体験の一つ。
本を読んで人生が変わった人は行動に移して成功するまで継続できた人のことです。
一冊読んだだけで何もせずに成功する人は皆無。
行動しないことには何も変化は起きずただ成功したような気分になっているだけのため危険。
自己啓発本を読んでも結果がでない人はどうすべきか?
一旦新しい自己啓発本を読むのをストップする
読むだけだと今までと何も変わらないため。
新しい情報を入れるのではなく、これまで読んできた本をいかに活用するかが大事。
読んできた本を再度読み返して刺さったことをノートに書く
本にマーカーやふせん、書き込みをすることで自分なりのオリジナルになり読み返しやすくする。
すぐに読み返せるようにしておくとページを開いたときに即思い出せて行動に移しやすくなるから。
マイベスト3冊を決めて自分のバイブル本にする
いままで読みやすかった、感銘を受けた、自分に刺さるなど。
読んだ本をアウトプットする
アウトプットすることで本の内容がより理解できるため。
例えば、友人・家族に紹介する、SNS発信する、書評するなど。
「学びを結果に変えるアウトプット大全」では
インプットとアウトプットの黄金比は3:7といわれている。
この比率でインプットとアウトプットを行うと最も効率的だということがわかっている。
アウトプットをより多くやることが重要です。
今まで読んだ本で2回目読んでピンとこなかった本は処分する
たくさんあっても読まないとただのコレクターになってしまう。
厳選して何度も深く読み込んでいくことが大事
自己啓発本を読んでいた時間を減らし、目標や夢としている時間の努力に充てる
例えば、自己啓発書を読む時間だけ増やしてもお金を稼ぐことはできないし人に好かれることもない。
本から学んだことを仕事や生活に活かすことでうまくいくようになったり、人から好意を寄せられるようになる。
自己啓発本を読むことに費やしていた時間を成し遂げたいことへの努力の時間に変えることが大事。
自己啓発本を読まずに結果をだせるのはなぜか?
自己啓発本を読まずに結果を出す人は
挑戦し失敗しても原因を考えて成功するまで続けてきたから。
スタンフォード大学のアルバート・バンデューラ博士によると
自己効力感を高めるための具体的な方法で「身近なロールモデルを観察する」というものがある。自身が行動しなくても、自分と似ている他人の成功体験を観察することで「自分にもできそうだ」と思えるようになるため。
自分が今いる場所でロールモデル(見本)をみつけられれば結果を出しやすくなる。
ただ結果を出すためにはマネするだけではなくて、考えて修正し継続することが必要です。
今いる場所でルール通りやる+できる人のマネをする+自分なりに考えてやり続ける→差別化につながっていく
①ルール通りやる➡️基本ができていて周囲から安心される
②成功している人の真似をする➡️より精度が上がったり、効率的になる
③自分の考え、やり方をプラスする➡️オリジナルになる
①→②→③の順番でやっていく。
3つの要素が順番に入ることで差別化され他者からの信頼や尊敬につながる。
これが継続できると以下のような、いわゆる結果がでやすくなったり成功しやすい人に近づく。
・出世する人
・周りに人が集まる人
・モテる人
・応援される人
自己啓発本を厳選して3冊読むならどれか?
7つの習慣 (全世界3,000万部超え)
人格形成ができ人生を悔いなく生きるための方法が知れる。
ぶれない自分軸がつくれて充実した毎日をおくれる。
思考は現実化する (全世界で1億部超え)
目標、夢をかなえるための考え方がわかる。
自分を見失ったときはこの本に戻れば人生の指針のヒントになる。
人を動かす (全世界で1,500万部超え)
人間関係に悩んだらとにかく読みたい一冊
読んで実践すれば好かれる、信頼される、尊敬される最強のコミュ二ケーション本
以下で人気の自己啓発本を紹介しています。
まとめ
自己啓発本を読まなくていい理由
・ほとんどの本で同じことが書かれてあるから。
・自分の頭で考えなくなるから。
・読んだ瞬間モチベーションが上がるだけでスキル習得になるものが少ない。
自己啓発本を読むべき人は?
・自分に自信がなく何をすればいいかわからない人。
・今までに成功体験をしてこなかった人。
・好きな著者がいる人
・周りに相談できる人がいない人(恥ずかしい、相談できる人がいない)
・打ち込めるものがなく無気力な人
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