自己啓発本の５つのメリット・デメリット　読む価値はあるのか徹底検証

仕事や人生で役立つ自己啓発本はポジティブになったり新しい発見があって人気があります。

本屋さんへいってもたくさん並んでいてどれを読んだらいいかわからないことが多いですよね。

自己啓発本は非常に学びが多い一方、一度読んだら満足してしまい内容を忘れてしまう人も多い。

読んだ内容をすぐに実践することが重要です。

この記事では自己啓発本を読むメリットとデメリットについて解説していきます。

最後までよめば、自己啓発本を読む価値に気づき本を通して人生や仕事にプラスの影響を与えてくれるでしょう。

 

自己啓発本とは

自己啓発本とは能力向上や成功方法、精神の保ち方などが解説されたもので一人の人間としての「自己成長」を目的としています。

ビジネス本との区別が曖昧になりがちですが、以下のような点に違いがあります。

自己啓発本は読んだらすぐ行動する

重要な点は

・書いてあることはうのみにせずに一つの考え方として学ぶ

・学んだ内容で行動に移せることをすぐにやる（行動しないと何も現実は変わらないため）

・行動した結果、どうなったかを考えて何度も挑戦する（原因を考えないと同じことを永遠と繰り返すはめに）

・本は一回読んで終わるのではなく何度も読み返す（人間はすぐに忘れるため）

啓発本の5つのメリット

コスパの良さ

一冊数千円で著者が膨大な時間をかけたつくった本が読める。

ネットに載っていない貴重な情報が凝縮されていて大きな学びになる。

本が一冊出版されるまでにいろんな人を経て内容の吟味をされてつくられる。

新たな視点や気づきで成長

自分になかった考え方を吸収できることで新しいアイデアや解決法が浮かぶ。

本から得たスキルをつかって仕事、資格所得、副業などで自分を成長させられる。

正確な情報が得られる

本は一冊が出版されるまでにいろんな人の目を経て吟味してつくられるため正確な情報であるため。

悩み解決になる

自分が悩んでいることは本屋さんへいって探せば該当のテーマがみつかる。

大抵の悩みは過去に他の誰かが同じことを抱えていて、すでに本で解決されていることがあるため。

本屋さんはジャンル別に本が並べてあるので探しているテーマの棚にいけば見つかる。

成功者の思考を学べる

を通して著者の貴重な擬似体験ができる。

成功者は必ず人生の浮き沈みを経験していて苦難な状況のときにどうやって乗り越え、何を考えて、どんな人生を歩んできたのかが学べる。

自分では想像がつかない世界を知ることで視野が広がったり、モチベーションアップにつながる。　

自己啓発本5つのデメリット

読んで満足してしまう

本で非日常体験をすることで満足してしまい行動できなくなる。

読むことで一種の興奮状態になり、成功者になったような心地よい気分になる。

自分の頭で考えなくなる

本の内容をうのみにして同じことをすれば自分も成功できるという錯覚にとらわれる。

成功者は結果がでるまで何度も試行錯誤しますが、読者は本でその事実を知ったにすぎません。

本を読んで行動したら自分なりに研究や分析、修正を繰り返すことで成功に近づけます。

依存してしまう

自己啓発本は読むとモチベーションが上がりやすいため習慣化するとやみつきになる人が多い傾向です。

読んでモチベーションを上げることが目的になってしまうリスクがあります。

昔から言われていることの言い回しが多い

具体例や着眼点を変えて書くことで著者は新鮮さや新たな発見が読者に見つかるように工夫しています。

内容は著者の主観で書いてあり、科学的根拠もないことが多く疑って読むことが必要です。

費用対効果がわかりにくい

本を何冊読んでもいくら稼げるかわからないし保証もない。

おすすめの自己啓発本

7つの習慣

 

とくにこんな人へ

人生を変えられる「7つの習慣」を理解し実践すれば、自分を変える第一歩となる。

著者によると、成功を目指すならば、まずは人格の構築が何よりも重要。

人を動かす

 

とくにこんな人へ

人間関係に悩む全ての人へ、心を動かし、行動を変える感動を与えてくれます。

仕事でもプライベートでも、さまざまなシーンで使える、人を動かすための重要なノウハウが詰まった一冊。

思考は現実化する

 

とくにこんな人へ

「思考」は一つの実体を現実化しようとする強力なエネルギーに変換することができます。

明確な目標をもつと「思考」は強くなり成功するための具体的道筋がみえてくる。

20歳のときに知っておきたかったこと　スタンフォード大学集中講義

とくにこんな人へ

常識を疑うこと、チャレンジすること、リスクを恐れないことについてあらゆる事例をつかいながらその重要性を説く。

生き方

 

とくにこんな人へ

仕事や人生において守るべき原則がシンプルにまとめられています。

変化の激しい時代だからこそ、不変の価値を放つ一冊。

稲盛和夫さんの生涯がつまったストーリーでどういう生き方が人間として

世の中に求められているかが感じ取れ「思いのつよさ」というのが成功するうえでいかに大事かが学べる。

道をひらく

 

とくにこんな人へ

著者はパナソニック(旧松下電器産業)グループ創業者である松下幸之助。

ずっと覚えていたい言葉に出会える、定番の自己啓発書。

伝える力

 

とくにこんな人へ

自分がいかに物事を知らないかを知ることが重要。

伝える内容を正確に理解できてこそ相手にわかりやすく伝えることができる。

話すというよりは聞く側に回ることが大事というのが学べる。

Give＆Take「与える人」こそ成功する時代

 

とくにこんな人へ

大きな成功を収める人々には3つの共通点がある。それは「やる気」「能力」「チャンス」。

それぞれの特徴と可能性を分析し、一番成功するのはギバーであることを明らかにする。

 

Grit やり抜く力

 

とくにこんな人へ

人生の成否を決定づける「やり抜く力」（グリット）について、自分で身につける方法から子どもなど他人の「やり抜く力」を伸ばす方法まで徹底的に解説しています。

金持ち父さん貧乏父さん

 

とくにこんな人へ

ほとんどの人が見過ごしている学校では教えてくれなかったお金の知識。

これを知れば生活していくうえでのお金の考え方がガラッと変わる。

どちらの父さんの発想も正しく読み取れるが金持ち父さんの発想は

お金の勉強をしていないと出てこない発想で読んでていてどんどん惹き込まれる。

人生を買える80対20の法則

 

とくにこんな人へ

80対20の法則をつかえば人生が劇的に改善する。

どんな人、組織でも、ムダを最小限に抑えながら最大限の効果をあげられる。

アウトプット大全

 

とくにこんな人へ

自己成長にアウトプットは比例する。

ほとんどの人はアウトプットが3割しかできていないというデータから

理想はアウトプット７割　インプット3割

ビジョナリーカンパニーZERO

 

とくにこんな人へ

最高のリーダーシップを発揮するための指南書。

様々な事例と具体的なリーダーに必須の要素をわかりやすく掘り下げて学べる。

まとめ

自己啓発本はメリット、デメリットはありますが読む価値はあります。

重要な点は、読んで学んだことを自分なりに考えて行動することです。

本の内容はうのみにせずに納得できたところだけでもやってみましょう。

自己啓発本は一回読んで終わるのでなく何度も読み返すことで血肉となっていきます。

お気に入りの本を見つけて繰り返し読むことで最大の効果を発揮しましょう。